【デジカメのイメージセンサーの種類】
デジカメで使用されているセンサーは2種類あります。
・SIGMAがミラースカメラが使用しているイメージセンサーセンサー:Foveon Quattroセンサー
・NIKONやSONYその他が使用しているイメージセンサー:ベイヤーセンサー
【特徴】
・SIGMA:Foveon Quattroセンサー(SIGMA公式サイト引用)
Foveonセンサー独特の豊かなトーンとグラデーション、しっかりとしたテクスチャを感じさせる「フルボディ」画質は、光の情報を垂直方向にまるごと取
り込める世界唯一のセンサー方式、「フルカラーキャプチャシステム」によるものです。
新センサーでは、新たな3層構造1:1:4を採用。輝度情報はトッ
プ、色情報はトップ、ミドル、ボトムの3層で取り込み、Foveonセンサーならではの持ち味はそのままに、さらなる高画質を追求。
解像度(従来比30%
アップ)とノイズ特性を向上させ、高画素化に伴うSN比の悪化を抑えられるだけでなく、忠実な色再現を行うための膨大なデータ処理の高速化にも成功しまし
た。
画質には一切の妥協なく、超高解像とノイズ特性改善を可能にする新センサーのジェネレーションネームは、「1:1:4」ソリューションにちなんで
「Quattro」と命名しました。
「ボトム1:ミドル1:トップ4 の「1:1:4」構造を採用することで、
一般的なカラーフィルターアレイセンサー3,900万画素相当の高解像と、
ノイズ特性改善、さらに膨大な画像データの処理高速化にも成功。」
〔1:1:4構造の特徴]
最高画質の実現にとって、高解像は不可欠な要素です。その一方で、解像感を増すために画素数を増やし続ければ、それはそのまま画像ファイルサイズの肥大化に直結します。ピクセルロケーションごとにRGBの情報を持つRAWデータではなおのこと、その傾向が強くなります。
分光特性チャートにあるように、光の波長をブロードに捉えられるFoveon
X3ダイレクトイメージセンサーでは、輝度情報を最上位(トップ/Blue)層で取得できることに着目し、「1:1:4」構造の着想を得ました。トップ層
では輝度情報と色情報を取得しますが、Top層に対し面積の大きいミドル/ボトムの各層では色情報のみを取得します。
画像処理の過程でミドル/ボトムの各
層で得たデータに、Top層で得た輝度情報を展開する事により、全てのピクセルで輝度情報と色情報が揃う事になります(センサー概念図参照)。
三層構造で垂直に色分離する原理はそのままに、最上位層から得た輝度情報をその下の層に適応させるという、色と輝度の情報の分割管理により、前世代までの1:1:1構造のままでは問題になるであろうファイルサイズ肥大化の解決の糸口としたのです。
最高画質の実現にとって、高解像は不可欠な要素です。
その一方で、解像感を増すために画素数を増やし続ければ、それはそのまま画像ファイルサイズの肥大化に直結します。
ピクセルロケーションごとにRGBの情報を持つRAWデータではなおのこと、その傾向が強くなります。
分光特性チャートにあるように、光の波長をブロードに捉えられるFoveon
X3ダイレクトイメージセンサーでは、輝度情報を最上位(トップ/Blue)層で取得できることに着目し、「1:1:4」構造の着想を得ました。トップ層
では輝度情報と色情報を取得しますが、Top層に対し面積の大きいミドル/ボトムの各層では色情報のみを取得します。
画像処理の過程でミドル/ボトムの各
層で得たデータに、Top層で得た輝度情報を展開する事により、全てのピクセルで輝度情報と色情報が揃う事になります(センサー概念図参照)。
三層構造で垂直に色分離する原理はそのままに、最上位層から得た輝度情報をその下の層に適応させるという、色と輝度の情報の分割管理により、前世代までの1:1:1構造のままでは問題になるであろうファイルサイズ肥大化の解決の糸口としたのです。
〔一般的なカラーフィルターアレイセンサー(ベイヤーセンサー)との違い〕
Foveon
X3ダイレクトイメージセンサーは、光の波長を短い方から順に垂直方向に吸収するシリコンの特性を活かして、3つの層ですべての色情報を取り込むことがで
きるフルカラーキャプチャシステムに依拠しています。
一般的なセンサー方式のように後段での色補間処理を必要とせず、ピクセルロケーション単位での精緻で
繊細な解像感・色表現を可能にします。
【イメージセンサーの良し悪し】
〔Foveon Quattroセンサー編〕
『良い点』
・肉眼で見たままの色や立体感等までも映し出せる
・疑似色作り出して使用しない
・センサーの性能を100%引き出せる
・ MFでもちゃんと精度の高いピンと調節が可能
・撮影後の手ぶれやボケ感がわかり易い
・
『悪い点』
・高感度撮影が弱い
・AFが遅い
・イメージセンサーがSIGMA1社しか使用していない
・ JPEG画像が多少ノイジー
・
〔ベイヤーセンサー編〕
『良い点』
・いろんなメーカーが使用しているセンサーなのでセンサーをカスタマイズしやすい。
・センサーにいろんなコプロ機能を搭載可能
・AFが超高速化にしても塗り絵のような画像のならない。
・高感度撮影には強い
・JPEG画像がきれい
『悪い点』
・疑似色を作らないといけない。
・撮影後の色味が肉眼で見たのと違う
・センサー性能を100%出せない
・MFの時若干ピンと制度が落ちる
・撮影後の映像で手ぶれやピントのズレ感がわかりにくい
【総合比較評価】
・ 解像感や色味ではFoveon Quattroセンサー
・AF、高感度撮影ならベイヤーセンサー
・人物、風景、昆虫、静止物全般:Foveon Quattro搭載機
・高速に動くもの:ベイヤーセンサー機(ミラーレス、一眼レフ機)
どちらのイメージセンサーも一長一短ですので偏見を持たず、どちらのイメージセンサー搭載カメラのNETでのレビューや評判を気にせず自分で試していい方を選びましょう。
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